文化祭。

今日は地区の文化祭だった。

昨年から地区の役員をしているので、この文化祭も開催する方になる。

役員といってもただ焼きそばを焼いて販売するだけ。

販売といってもほとんどが地区の顔見知りなので、売っているのかあげているのか分からない感じ。

そんななか、僕のいとしの彼女も引っ越しをしたことにより、同じ地区民となっていた。

彼女の今日の予定は、夜勤明けであり、是非とも焼きそばを買いに来るように声をかけておいた。

もう彼女が来る前からソワソワ。

彼女が来たら地区の役員のメンバーに紹介でもしようかなんて。

なんて思いながらソワソワしていると、彼女からライン。

「今から行くよ。娘も一緒に行く。」

娘も一緒!!( ; ロ)゚ ゚

ソワソワからドキドキへ。

そして遠くに二人の姿が。

相変わらず美人だが、娘もかわいくなったし大きくなった。

久しぶりに会う娘にたじたじ。

役員風をふかして、焼きそばを彼女に四個を無料で持たせる。

娘にもさりげなく挨拶。

気のきいた言葉でもかけたかったのだが、思い浮かばずそのまま去っていってしまった。

しまった、みんなに紹介するのを忘れてしまった。

でも娘が一緒だから無理だったかな。

ただ、みんなにあんなに美人な知人がいるってことだけでも自慢したかったな。

いつも思うのだが、僕はどんだけ彼女が美人に見えるんだろうか。

いつまでも自分の彼女を美人だと思っていられる自分ってすごく幸せものだなと。