迫り来るコロナ。

今日は、特養のバイト。

バイト先へ行くと師長から、「3階担当の介護さんが、その息子さんがクラスターの起きた病院に勤めてるからPCR検査を受けてる。だから、3階はなるべく気をつけでまわって、あまり他の階への移動とか少なめにね」と言われた。

でもそのクラスターの病院も入院患者4人だけで治まったらしいから、一応注意するけど、そんなにリスクは高くないなと思った。

いつも通り仕事していると、すごく大袈裟な話を介護さんがしていたのを聞いた。

もうこの施設は終わりだよみたいな。

よくよく聞くと、クラスター病院に勤めていた息子さん、昨日、コロナ陽性反応が出たとのこと。

病院でクラスター発生直後にやった検査ではマイナスだったが、3日後より発熱、再度検査したら陽性だったと。

えっ?

ということは、その母親だからかなり陽性の可能性が高いよなと。

その母親は、介護として日勤1回、夜勤1回最近働いたってことだから、3階の人は濃厚接触者になりそう。

これってかなりヤバいじゃん。

おいおい師長さんよ、ちゃんと説明しなさいって言うか、3階で仕事した時点でアウトじゃん。

もう恐怖でしかない。

午後3時ぐらいに検査結果が出るとのこと。

それまでは、看護師部屋で待機。

もう利用者の処置とか介助とか一切しない。

検査結果が出てからやることに。

すると師長が3階の利用者部屋から出てきた。

えっ?

ガウンとか付けてないけど。

マスクと手袋のみ。

なんとかさん、摘便の依頼がくるかもしれないから、来たらよろしくねと。

はっ?

摘便とか、この段階で利用者さんと接触とかできないでしょ。

そういえば師長、朝からアルコールスプレー色んなところに置いてたからな。

この段階で、アルコールスプレーを用意するレベルだから、師長にとってコロナはインフルエンザ以下の存在なんだなと。

3時になっても結果出なくて、ちゃんと聞いたら6時だって。

もうそんな時間まで待てないから、5時の定時で何もせずに帰宅。

1日、看護師部屋でスマホしてバイト終えちゃった。

次の日、コロナ陰性の報告。

そして師長から、昨日、なんで仕事してないのとお怒りの連絡。

まさかの陰性だから良かったけど、陽性だったら、師長は濃厚接触者だし、高齢なんだから今話題の重症者の仲間入りだよって。

まぁ、でも1日スマホで遊んでたのも事実なんで、素直にすみませんと。

それにしてもコロナが迫ってる。

気がついたら知ってる人が2人コロナに。

でも、ホテル療養者が全然増えない。

ホテル療養者が増えないと、おいしいコロナホテルのバイトが回ってこないんだよ。

コロナも少し終息に近ずいてきたのに、今頃になって危機がくるなんて。

コロナ、侮れないな。