未練タラタラ男はいつまで未練タラタラでいるのか

3流病院でセコセコ働く、男性看護師の日記です。日本一ゴルフの上手い看護師と認定看護師とモテる看護師と儲ける看護師を目指してます。

Category: 読書

朝倉未来。

youtubeめぐりをしていたら、「街の喧嘩自慢にプロ格闘家がスパーリングを申しこんだらやるのかやらないのか」というチャンネルがあった。

なにげなく観ていたら、朝倉未来という格闘家が街の喧嘩自慢とスパーリングして、圧倒的強さだった。

その時は、やっぱりプロは強いんだなぐらいだった。

その後、RIZINで朝倉未来の試合を観て、本当に強い人だと知った。

さらにyoutuberであるとも。

ひまな時にちょこちょこ観てたんだが、あんまりyoutubeは面白くなく格闘家として強くてカッコいいなと。

そんなある時、彼が本を出したと。

まだ読んではないのだが、内容としては自叙伝的なやつではなく、ビジネス本。

さらにビジネス本で予約1位らしい。

どうも脳みそ筋肉の格闘家ではないようだ。

そして彼に興味を持ち探っていくと、雑誌のインタビュー記事を見つけた。

その中で1番好きな本が「百年法」山田宗樹作だった。

すごく前にこのブログでも書いた

http://satomi-love.mobi/archives/10440005.html

自分の好きな作家の作品だった。

とても意外。

さらに2番目も自分がこのブログに書いたカーネギーの「人を動かす」だった。

http://satomi-love.mobi/archives/21346680.html

もうそれで自分のハートはもっていかれた。

彼も髭が薄いようで、何度か伸ばそうとしたようだが今は生やしてなく、そこも一緒。

見た目とかにも共通点を見いだし、彼にはまる。

そして彼の仕事観。

大金を手にした翌日にでも行きたい仕事なのか。

彼は大金を手にしても格闘技が好きだからやっているとのこと。

好きなことをやらないと時間がもったいないと。

自分に照らし合わせる。

今の仕事はどうなんだろう?

微妙。

そんな中、FXに大ハマり。

常に為替の動きに注意していないと破産の恐れもあり、抜けだせない泥沼状態。

瀕死のデイトレーダー。

でも楽しい。

もしかしたら、自分の好きなことってこれなのかも。

いやいや。

これはやばい。

でも・・・。

朝倉未来。

彼の生まれ育った街で自分も青春時代を過ごした。

なにかの縁なのか、ついに自分もデイトレーダーになるのか。

という夢をみながら、せっせと夜勤をしてブログを書く。

彼とは生きてきた道は全く違うはずなのに、読んでる本が同じところはとても面白く不思議だ。

読書とは、面白い。

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ペインレス。

「ペインレス」天童荒太の作品である。

https://www.shinchosha.co.jp/sp/painless/

看護学生の頃、少し鬱っぽい時期があって気をまぎらわせる為に、読書に耽っていた。

看護学校にも図書室があり数冊ではあるが小説も置いてある。

その中に、天童荒太作品の「永遠の仔」があった。

分厚く上下巻だったので、時間潰しに最適と思い手に取った。

手に取ってビックリ。

もう何年も置いてあるはずなのに、まっさらの新品だった。

さすが三流の看護学校だなと。

読書の習慣、一切無し。

そして手に取った「永遠の仔」。

この作品から天童荒太にはまった。

「悼む人」では、彼女と作品を共有し二人で語りあった。

なかなか人に言えない気持ちが共有でき、心から彼女に甘えることができるようになったきっかけの一冊かも。

その後の何作品もよかった。

前に読んだ作品も何度も読み返し、その度に心を癒していた。

そんな天童荒太の新作が「ペインレス」。

痛みがテーマの作品。

痛みを感じない人間。

無痛症というのがあるのは知っていて、そのあたりの話かと思っていたら、そうではなかった。

心の痛みを感じない人間の話だった。

心の痛みを感じない人間なんて、全く想像してなくて、そんな人間を考えると様々な想像が浮かんできた。

心の弱い自分には、より希望や現実からの逃避につながり夢中となった。

心に痛みを感じなければな、なんて。

今は、彼女のこと、転職のことで心は疲労している。

何も考えず損得で決めれれば楽なのかな。

まぁでも、悩むことも楽しいといえば楽しいし、悩んで選んで決めた結果だから、上手くいこうがいかないだろうが、それもそれでいいのかも。

痛みに怯えるだけでなく、痛みを楽しんでいこうかな。

SとかMとか鞭とか使う変な方にはいかないといいけど(笑)



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MOMENT 。

今日、MOMENT (本多孝好)を読み終えた。

最近はブログを書いたり、夜勤をするようになり身体が疲れているせいもあってか、読書量が減っている。

以前は週に1冊は読んでいたのにな。

ただ前にも書いたのだが読書とは自分にどのような影響を与えてくれるのだろうか?

まぁとりあえず本を読む人というのが自分の好きな人のスタイルなので、もう少しペースアップして読書を続けていこう。

本の内容は死の迫っている患者の願いを叶える掃除のアルバイト人の話だった。

この本多孝好さんの作品は結構死を前にした人の話が多い。

この前ドラマ化されていたdeleも死を前にした物語であった。

物語の設定が病院であり、当然看護師も登場してくる。

この頃はまだ女性看護師ばかりの時代であり、看護師とは呼ばず看護婦と呼ばれていた。

看護師と呼ばれている現在と看護婦と呼ばれていた過去とどのぐらい仕事内容に変化があったかは分からないが、この名称の変更は適切であり看護師の地位向上に必要な変更であったと感じる。

しかし、現在の看護師の世界の中心的に力のある人々は看護婦と呼ばれていた時代を過ごしてきた世代であり、看護師の能力アップや地位向上にはまだまだ時間がかかるだろう。

そもそも国試が簡単すぎるし、無駄に人員の規制がありすぎる。

看護師のことはこのあたりにして、本の話に戻るのだが、死を前にした人の心には不思議と引き付けられる。

看護学生時代の自分のケーススタディが患者の心理的な面をテーマにしたものであり、今でも心理的な面には興味がある。

本多孝好さんの心理的な捕らえ方は、自分の考えと共通する面が多くあった。

一言で言えば、人の心は人それぞれってことかなと。

僕はそう思うのだが、世の人はどう考えているのだろうか?

よく看護感なんて聞くが、今自分の勤務している病院では自分のような感じをもっている人や看護師はいないだろう。

人はそれぞれなので、自分の考えを理解してもらう必要もなければ、他の人の考えを変える必要もない。

ただ、看護師であるなら患者の心理的な面も考えながら仕事をして欲しいかなと。

表面的なものではなく、内面的なものをと。

その為に読書が必要だったりするのだろうか。
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「at Home 」本多孝好を読んだ。

最近の映画で「万引き家族」ってのがあったけど、それに近い感じなのかなぁ。

映画も見てないから雰囲気だけの話だけど。

短編集になっているから、他にも3つ作品がある。

短くて読み易くてよい。

どれも家族についてをテーマに書かれている。

この小説に限ったことではないが、自分よりも恵まれない環境で頑張って生きている話を読むと、自分はまだ恵まれているんだなぁと元気がでる。

人の不幸話はとってもいいね。

僕のブログも必死に元カノを追っかけ撃沈ばかりしてるから、一種の不幸話かな(笑)

不幸なことがあっても、それをネタにできるからその分自分も癒されるし、読んでくれる人も元気がでてると面白いな。

最後は、絶対にハッピーエンドにするけどね。

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「きっと誰かが祈ってる」山田宗樹。

以前に少し触れたけど、僕の趣味の一つに読書がある。http://satomi-love.mobi/archives/10217471.html

そんななか、久しぶりに涙が溢れて止まらない作品だったので、紹介なんかをしてみたりする。

今までで一番大量の涙のでた本だな。

山田宗樹さんは、僕の好きな作家さんの一人。

最初に山田さんの作品を手にとった理由は覚えていないけど、読んだ話は、急に自殺願望に駆られてしまう人の話だった。

ちょうどそのころ、元カノと付き合いはじめる頃あたりで、旦那が自殺してしまった元カノの気持ちが解ればとなんて思いながら何度も読み返したりして、山田さんにはまっていった。

そのころは、こんな頃。
http://satomi-love.mobi/archives/10044804.html
http://satomi-love.mobi/archives/10056154.html



山田さんの作品は、一応全作品を既読しており、この作品は待望の新作だった。


「きっと誰かが祈ってる」
この作品は、山田作品が久しぶりってことや、テーマがあまり興味のない分野の話だったせいもあり、44ページまで読むのにかなりの日にちと労力を使った。

しかし、44ページ以降は、完全にはまった。

先の展開が気になりなかなか終われない。

気になり読んでいると、涙が・・・

そこからは、ただただ止まらない涙を垂れ流しながら、一気に228ページの最後まで読破。

本で泣くなんて久しぶり。

読書した感に溢れて自己満足。

あんまり興味のないテーマなのに、こんなに泣かせるとは・・・

「きっと誰かが祈ってる」山田宗樹。

オススメです。
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